革製品の製造工程について
革製品はさまざまな工程を経て作られています。
しかし、どのような工程で革製品が作られているか知らない方も多いと思います。
そこで今回は、革製品の製造工程をご紹介します。
▼革製品の製造工程
①革の選別
革によって色や質感などが異なるので、作る製品に適した皮を選別します。
②革出し
加工しやすいように、製品の形に合わせて革に線を入れていきます。
バッグや財布など作りが複雑なものもあるので、仕上がりをイメージしながら線を入れます。
③あら裁ち・裁断
前工程で入れた線に沿って革をカットしていきます。
このときいきなり実際のサイズに切るのではなく、まずは大きめにカットしてその後金型を使ってきっちり裁断します。
④革すき
革はそのままの状態では場所によって厚さが異なるので、均等にしていきます。
機械で行うことがほとんどですが、人の目で確認しながら作業する必要があります。
⑤裏張り
裏張りは製品の仕上がりを左右する重要な工程です。
製品の形や質感を良くするには、裏張りの技術力が必要です。
⑥縫製
革同士を縫製し、1つの製品に仕上げます。
作る製品によってステッチの幅や糸の太さなどが異なります。
全ての工程が終了したら、最後に最終チェックを行って完了です。
▼まとめ
革製品の製造工程は次の通りです。
①革の選別
②革出し
③あら裁ち・裁断
④革すき
⑤裏張り
⑥縫製
革製品の種類によって製造工程が異なる場合もありますが、基本的に今回紹介した工程で作られています。
当店では品質にこだわり抜いた皮革だけを使用し、技術を高めてきたベテラン職人によって加工を行っています。
こだわりの革製品をお求めの方は、ぜひお問い合わせください。
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